GARAGE SPROUT さんにお願いしていたグラスウールが入荷したのでさっそくウール交換です。代表でMOTO1ライダーでも有る内野さんお奨めのウールで、通常の圧縮ウールと違い、編みこんだ生地状になっています。
交換する前にまずは現状で測定、93db・・・・。
先週サイレンサーをばらしたところ、ウールが1/3ほど飛んでしまっていたので気休めで逆さまに組みなおしたのですが、その状態でで十分音量測定値をクリアーです。しかし、バッフルを外すと96dbを超えてしまいました。
インナーバッフルを抜き、古いウールを外して新しいウールをインナーバッフルに巻いてステンワイヤーで縛り、サイレンサーボディに入れ交換終了。1シートで丁度良い感じでした。
組上げて音量を測ると、92.4db、ウールが1/3ほど飛んでいたのを直した割りに変わって無いですが、バッフルを外した値が94.5まで下がりました。私のDトラで94.5ですから殆どのマシンで94.9db以下をクリアーするかも知れませんが、まだコース未走行なのでこの数値も変わると思います。
測定はサイレンサーエンドから45度で50Cm、高さはエンドと同じ、エンジン5000rpm。
測定器はA特性(通常モード)、50~100レンジ、ピークホールドを使い測定しています。
測定にはC特性モードも有りますが、低周波を含んだ騒音レベルの測定に使用するモードで、通常の測定でこのモードを使うと数値が大きくなってしまいます。
結果として、バッフル無しでも基準の94.9db以下をクリアーしますが、バッフルと中間アダプター付きの方がトルクがフラットに出ておりリヤステアを使いやすいです。私はバッフルと中間パイプは付けて走ります。
測定条件等々で有る程度は変わると思うのですが、あまりにもかけ離れた数値が出るようだと何か原因が有ると思うので、今度のレースは私も測定器持参で行こうと思います。
PS
Kei`s Racing Garage のサイレンサーは消音性を重視し、インナーバッフルに飛散防止のSUSウールを巻かずに直接グラスウールを巻いています、そのため初期の飛散である程度音量が上がった後に構造での消音が効いているようです。
今回もSUSウール無しで巻きましたが、今回使用したグラスウールは生地状でSUSウールは必要ないとの事なので、どのくらい消音効果が持続するかもテストしてみます。
1 こんな感じで測定しました。
2 グラスウールが編んで有ります。
3 バッフル付きで92.4db。
Kei`s Racing Garage
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GARAGE SPROUT
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