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2024/05/08 09:23 |
タイヤレポート
現在写真等々を頂ける方を探していますので通常のレースレポはもう少々お待ち下さい。ブログの方でディアブロ スーパーコルサのタイヤレポをさせて頂きます。
 
今回のレースで一番慌てたのがタイヤでした。私が注文するのが遅かったため国内在庫が無く、せっかくテストで良い結果が出たピレリのディアブロスーパーコルサが手配出来無い可能性が出たことです。
 
注文すれば1週間もせずに入荷するタイヤばかり使っていたので危機感が足りませんでした。ピレリは無い時は本当に有りません。
今回はspeed star さんがなんとかフロントのニュータイヤを準備して下さり、リヤは桶川で1時間30分程使用した物を使うことになりました。
 
リヤよりもフロントが心配だったので本当に助かりました。次から余裕を持って手配しようと思います。
 
前日練習は20分が2回有りますが、一本目はリヤにレンスポルトのRS2を履いて走りました。タイヤサイズは同じ150/60/17ですが、プロフィールの違いでレンスポルトに戻すと若干リヤが下がります。
 
Dトラは車高調が無いのでリヤサスのイニシャルで調整しますが、レンスポルトからディアブロスーパーコルサに変更した時に30分緩めたので、それを戻します。
タイヤ変更に伴うセット変更は車体姿勢を変えないようにするだけで大丈夫でした。
 
二本目はリヤをディアブロ スーパーコスサに交換して最終的なセット確認をしましたが、バッチリ決まっています。
 
まったく同じ条件で二本のタイヤに載り比べましたが、びっくりするくらいフィーリングが違います。
レンスポルトも良いタイヤですが、ディアブロ スーパーコルサはレンスポルトのグリップを3割ほど増したような感じで、とにかく前に前に出ます。
 
進入でレンスポルトではある程アウトに流れながら入っていき、アクセルを開けてもややはらみながら立ち上がる感じですが、ディアブロ スーパーコルサはタイヤが向いている方に行こう行こうとします。
 
もちろんある程度流れるのですが、流れながらも踏ん張ってくれ、リヤが外に流れにくいのでレンスポルトよりもアンダーステアになります。そのため少ないカウンター角で狙ったラインをトレース出来、前に前に出て行くのでコーナリングスピードは確実に上がります。
 
元々私はダートが苦手なのであまりスピードが乗らないためか、ダートセクションでも不安感は一切有りませんでした。
 
今後の課題は、雨の日にまだ一度も乗っていなので、ウエット路面でどんなフィーリングか早くテストしたい所です。雨や雨が上がった直後はアスファルトまでダートの土が出るので、それがどれほど影響するかも重要です。
 
しかし、ドライで有れば今まではいたタイヤの中でも別格の性能で、良くネット上で流れている「ディアブロ スーパーコルサにポン付け交換しただけでベスト更新した!!」と言う話もオーバーでは無いのかも知れません。
 
今まで履いたタイヤのワンポイントインプレは。
 
IRC RX-01 SPEC R
110/70/17
150/70/17
コストパフォーマンスが高く、冬でもタイヤーウォーマーを使わずに予選3周目でベストタイムが出せるほど表面の暖まりが早い。しかし、ケースが硬く、タイヤ全体では無く、表面のコンパウンドでグリップしてる感じなので、路面のギャップや切り替えし時にトラクションが抜けると一気に滑り出す。リバウンドを若干硬くして、初めから流すセットで走った方が安定して走れる。
 
ダンロップ
アルファー10
110/70/17
D253
140/70/17
路面状況の変化に対して常に一定の性能を保ってくれるオールマイティな感じですが、掴みどころが無く、セットをわざと崩しててもそれほどタイムが落ちず、良くも悪くも安定したタイムで走れる。
SPEC R とは逆で、表面では無く、柔らかいケース構造でグリップしている感じで、ケースに対し表面が硬い感じ。
 
メッツラー レンスポルト
110/70/17
150/60/17
ケースと表面コンパウンドのバランスが良く、タイヤ全体でグリップしている感じ。コンパウンドの種類が選べるのでよりピンポイントに絞ったセッテイングも可能です。
リヤ150ですが、幅が狭く、D253の140と同等なので切り返しも軽く、優等生感が有るタイヤです。
 
ピレリ ディアブロ スーパーコルサ
110/70/17
150/60/17
組み込む前に手で押した感じでは、フロントはかなりケースがしっかりしていて硬く、RX-01-SPEC-R より少し柔らかい位。対してリヤはD253より柔らかく、特にトレッドサイドが柔らかい。装着する前はフロントに関しては失敗だったかとも思いましたが、実際走行してみるとしっかり接地感が伝わって来つつグリップも強力で、フロントが踏ん張りながらグイグイインに入ってくれます。
 
リヤも先にも書いたとおり強力なグリップを発揮しながらマシンを前に押し出してくれるのでライダーが無理しなくてもコーナーリングスピードが上がります。
パターンから分かる通り、ウエット時の排水性は犠牲になっていると思うので、雨のレースで使えるかが気になる所です。
 
 
決勝後のタイヤ

フロント SC 1  40分使用
142346b3.jpeg3.jpg2.jpg











リヤ SC 2  2時間30分使用
5.jpg6.jpg4.jpg











タイヤは直接地面と接しているのでタイヤ一つでまったく乗り味が変わります。
7.jpg








speed star 様、いつもありがとうございます!。
http://speedstar.jp/index.html


次は日光モタ耐だ!!。
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2008/08/02 16:23 | Comments(0) | TrackBack() | Dトラ

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